中華系住民が8割近くを占めるシンガポールでは、「正月」と言ったら1月1日ではなく、中国暦の旧正月のことになります。
今年の旧正月は1月31日が元日。
シンガポールでも、お正月は家族と過ごすのが定番。
大晦日には家族で外食をし、元日は親戚の中で一番長老の人の家に皆が集まります。
その次の日は親戚周りをして、あとはのんびりするのだとか。
とはいえ、一人暮らし外国人の私は特にすることもなかったので、2泊4日でインドへ弾丸旅行。カレーにまみれてきました。

というのはさておき、シンガポールの旧正月の光景をいくつかご紹介。

オフィスの玄関の飾りつけ。
赤が基本なのは中国と一緒ですが、黄色の要素も強いのがシンガポールの特徴かな。
どこも金柑の鉢植えがたくさん並んでいます。
金柑の実をお金になぞらえて「お金が舞い込んで来ますように」とか、実に種があることから「子宝に恵まれますように」という意味を含んでいるそう。


それ以外の柑橘類の果物も、親戚周りなどの時に使われるそうで、屋台やスーパーには高級ミカンなどの箱が山積みになっていました。

こちらは「紅包」の袋。(中国語読みはホンバオ、ですが、シンガポールでは「アンパオ」という人が多い)
要するにお年玉用のポチ袋です。
シンガポールでは独身のうちは何歳になっても親や親戚からもらえたり、職場で上司が部下にあげたりするそう。
というわけで、私もちゃっかり同僚の方二人からお年玉いただいてしまいました。中身は10ドル、約800円位だったかな?

チャイナタウンでは、午年にちなんで、コインと馬のライトアップ!
旧正月の飾りでも、ストレートに「お金!」なところがなんとも面白いです。
そう、上海にいた時には新年の挨拶一言目と言えば、
「新年快楽!(シンネンクァイラ!)」(Happy New Year!)でしたが、
シンガポールで一言目によく聞くのが、
「恭喜発財!(ゴンシ―ファーチャイ!)」要するに「お金が儲かりますように!」
こちらも何ともストレートですよねー。