日本にいたころ、毎週土曜の朝だったかな?に放送されていた番組の
「世界のあさごはん」コーナーがお気に入りで、録画までしていた
ことがありました。
ランチやディナーと違い、手間を掛けたり着飾ったりできないぶん、
朝ご飯はその国の素顔が見える気がして、なんだか良いなぁと思うのです。

さて、多民族国家のシンガポール。
朝ご飯も人種によって多種多様です。
喫茶店モーニングが好きな私が最初に試したのは「カヤトースト」。

カリカリにトーストされた薄切りパンに、カヤジャムとバターがはさんであります。
カヤジャムとは、卵・ココナッツミルク・砂糖にパンダンリーフ(甘い香りのハーブ)を
加えて作ったシンガポールの定番ジャム。
優しい甘さがバターと合って良い感じ。
そして、セットで付いてくるのがコーヒーと卵二つ。
しかしここはシンガポールです。日本ではありません。
まずコーヒー。
何も言わないと、大体コンデンスミルク入りの甘いコーヒーが来ます。
コーヒーの作り方も独特で、まずコンデンスミルクをカップに入れます。
その後、既に煮出してある濃いブラックコーヒーを大きなやかんから注ぎます。
最後にその上から少しお湯を掛けて完了。
なんというか、どっしりした重さのあるコーヒーです。

そして、くせ者が何気なくついてくる卵2個。
これを見たら、日本人の喫茶店感覚だと、ゆで卵的なものだと思いませんか?
で、角をどこかにぶつけて殻を剥こうと思ったが最後、、、
中身が飛び出してえらいことになります。

シンガポールでは喫茶店の卵は温泉卵状態で出てきます。
温泉卵よりもっと柔らかいかな?
シンガポールの皆さんは、卵の真ん中からコツコツと丁寧にひびを入れていき、お皿の上に中身を滑りださせます。
そして、醤油(とは少し違うけれど近いもの)を掛けて食べるのです。
甘いコーヒーと、カリカリのジャムトーストと、醤油味の温泉卵。
日本人的にはちょっとアンバランスな気もするけれど、これがシンガポールの喫茶店モーニングの定番なのです。
最近ではすっかりチェーン店化している喫茶店も多いので、どこでも気軽にモーニングができますよ。
、、、と言いつつ、私のモーニングは家でヨーグルト&ヤクルト一気飲みと、会社のデスクでバナナか揚げカレーパイをかじる、だったりします。
たまには早起きして、ゆっくり喫茶店モーニングでもしてから会社に行こう!
と思ったりするのですが、、、なかなか実現せず。がんばります。