中国での会食マナーやルールまとめ

上海食生活

上海に住んでいた時だけでなく、日本からも毎月1回は中国出張に行くという生活を何年もしていたので、中国の取引先との会食にも数えきれない位参加してきました。

その中で知っていると役立つかなーと思う中国での食事にまつわるマナーやルールをまとめてみます。

<上座はどこ?>
円卓の場合、ドアから一番遠い席が上座、料理が運ばれてくるのが下座になります。上座の左隣が2番目、右隣が3番目、という順番になっています。

<ホストが上座に座る>
日本の場合、ゲストが上座に座りますが、中国の場合、招待した側の主要人物が最も上座に座ります。その左隣に主賓が、右隣に招待した側のNo.2が座ることになります。

中国では、最も上座の席に座った人物が支払いをするという暗黙のルールがあります。

<乾杯は誰がする?>
会食の場合、ゲスト側の主要人物が、招かれたことに感謝を示して挨拶し、そのまま乾杯という流れが一般的です。

<食事は誰から取る?>
中国での食事は大皿に盛られて出てきます。いつ自分の分を取ったら良いのか、悩んでしまうことも。

基本的には、ホストが主賓に料理を取り分け、主賓が箸をつけた後、皆で食べ始めます。新しい料理が運ばれてくるたびに、主賓のところから食べ始める、というのが一般的なようです。

ちなみに、中華料理でおなじみの回転テーブルは時計回りに回すのがルールです。

自分の取りたい料理が少し左の方にあった場合でも、逆回しにはせず、おとなしく回転テーブルがもう1周するのを待つのがスマートです。

<飲み物は誰かと一緒に飲むのが定番>
お酒を飲む時は、ゲスト、ホスト間で声を掛け合って一緒に飲むのが定番であり、何となくマナー的な雰囲気です。

日本のように自分のペースでクイクイ飲むのではなく、お酒に一口口をつける度に、誰かと目を合わせて、「○○さん、乾杯~」というように一緒に飲みます。

これが中国での会食時のコミュニケーションの一つでもあります。

ちなみに中国で「乾杯」と言われたら、グラスに入っている分を飲み干すことが原則なので、この乾杯合戦で皆すっかり酔っ払いになってしまうというわけ。

ちなみにタバコも同じような感じで、自分が吸う時には相手にも「1本どう?」と声を掛けることが多いです。

なので中国では食事中に食卓の上をタバコが飛び交ったり、銘柄にこだわらずにタバコを吸う人が多い印象です。
(とはいえ今ではもう中国でも禁煙や分煙が進んでいるんでしょうか・・・)

<お茶を注いでもらったらお礼の気持ちを指で表す>

お酒を飲んでいても、中国の食卓には必ずポットに入ったお茶も置かれます。

相手の湯呑みが空いていたら、お茶を注ぎ合うのがマナー。お茶を注いで貰っている時には、人差し指と中指で机をトントンと叩いてお礼の気持ちを示します。

この動作、一説によると、昔中国の皇帝がお忍びで街に出ていた際、皇帝に気付いた民衆が密かに敬意を示す為に行ったところから始まったのだとか。本来なら民衆は皇帝の前では地面にひれ伏さなくてはいけないのですが、お忍びで街に出ている皇帝にそんなことをしては、皆にバレてしまい、かえって迷惑を掛けてしまいます。そこで、皇帝本人にだけわかるように、手で「地面にひれ伏してお辞儀をしている」ことを表したそうです。

こんな動作ひとつにも、中国の歴史が反映されているんですね。

<お湯がなくなったら蓋をずらしておく>

急須のお湯は何度でも注ぎ足してもらえます。急須の蓋をずらしておくと、お湯がなくなったというサインになるので、気づいた店員さんがお湯を足しに来てくれます。

私が参加していた会食は中国でも結構奥地の方だったり、古い業界だったりするので、同じ中国でも都会の方ではこういったルールはもう無いのかも。

でも知っていて損はしない会食ルールやマナーだと思います。

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