大西洋横断で久々の長期船内生活

船内生活


怒涛のヨーロッパ寄港ラッシュを終えて、久しぶりの長期船上生活となったピースボート船内。

皆色々な国で購入した洋服やら小物やらを早速身につけているので、どんどん船内がエスニックでカオスな感じになってきて面白い。

私の場合、この大西洋横断の10日間が終わると、また中南米の寄港ラッシュがあって、そのままメキシコでの下船になる。

つまり船内でしっかり過ごせるのはほぼこの10日間しかない!ということで、あらためて時間を有意義に使わなければ、と決意を新たに。

申し訳ないけれど、「なんとなく付き合いで」みたいな用事は全てお断りして、以下のことに集中することにした。

・これまでの寄港地の旅行記をまとめる

・中国語の勉強ラストスパート(昨日知り合ったスイートルーム滞在のお姉さまに、毎日中国語を教えることになった)

・海外生活や起業経験のある人生の先輩方を見つけて、もっと色々話を聞く(船内で知り合った人のことを忘れないようにノートに名前と特徴などをメモしているのだが、今で100人弱になった)


船内では中南米にむけてレゲエやラテン文化に関する自主企画が盛ん。

さて、旅も後半戦になると、船内では「これまでに寄港したところでどこが一番良かったか」という話題になることが多い。

私の場合、今回の船旅以前にも行った事があったシンガポール、イタリア、フランス、モロッコを除くと、特に印象に残る国はこんな感じ。

・一生に一度行けて良かったなぁ→エジプト

・じっくり再訪して色々深堀りしてみたい!→トルコ

・とにかく何もかも良かった!→スペイン

こういう話題になると、対になって聞こえてくるのが「逆にどの国がイマイチだったか、もう行きたくないか」という話。

別に良い子ぶるわけじゃないけれど、私はイマイチだと思った国はひとつもない。というよりも、たかだか一日二日立ち寄って体験したことだけで、その国自体を評価するなんて無謀だし、失礼だと思う。

たとえば騙されたり何か盗まれたり、悪いイメージがつくようなことがあったとしても、それはその国のほんの一部の姿で、大部分の素敵な面に偶々今回は出会えなかっただけかもしれない。

一方で、今回のイメージがとても良い国でも、再訪してみたらタイミング、出会う人たち、自分の心の持ちよう次第で、真逆の印象を持つこともある。

だから、私はピースボートでの体験は、それぞれの国のイントロダクションに過ぎないと思っている。

人と一緒で、第一印象で気になったら深堀りしてみて、色々な面を見た上で、好きか嫌いか判断する。

他の参加者の人たちも、今回の体験=その国だと決め付けないで欲しいなぁ&その決め付けたイメージで、その国のことを日本に帰った後周りの人たちに語らないでほしいなぁ。

と、「XXはイマイチな国だ」ということを熱く語っている集まりの後ろでひっそり思うのでした。

<これは2012年8月~11月に世界一周をした際の旅行記になります>