スエズ運河の終点はポート・サイドという港町。
朝の港の様子
朝早くにバスで港を出発し、エジプトの首都・カイロへ向かう。
まだエジプト革命の動乱が収まり切っていないということで、エジプトでの自由行動は禁止。
ピースボート側のオプショナルツアーに参加して、有名な三大ピラミッドを見に行くことになった。
カイロ市内はとにかく車が多くて、どこも大渋滞。
その分、車窓から街の様子をゆっくり見ることができた。
カイロの街は近代的な建物と古い町並み、廃墟などが混じりあって混沌とした雰囲気。
昔から、古いものを壊して新しいもの建てるのではなく、古い街の隣に新しい街を作っていったため、今のような状態になったそうだ。
ピラミッド観光の前に、ハーン・ハリーリという土産物街に立ち寄る。
今では多くが観光客向けの土産物屋になっているが、古くからバザールとして栄えていたところ。
趣のある建物や店構えのところが多くて、土産物よりもそちらに目を奪われてしまった。
「ランプの店」
「民族衣装の店」
「スパイスの店」
そしていよいよピラミッドへ!
と思ったら、すぐ目の前までバスで乗り付けることができ、なんだかあっけなく到着してしまった。
「ギザの三大ピラミッド」
「スフィンクス」
ピラミッドは思っていたよりずっと大きくて、近づいてしまうとただの石の壁でしかなくなってしまう。
クフ王のピラミッドに少しだけ登ってみたが、一つ一つの石が自分の腰位の高さまであるので、一段上がるだけでも一苦労だった。
数千年も前の人々はどうやってこの巨大なものを作りあげたのか。ピラミッドの建設方法には未だに謎が多いそうだ。
今回訪れてみてはじめて知ったのは、三大ピラミッドと呼ばれているもののほかにも、周りにはたくさんピラミッドがあるということ。
小さいものや崩れ掛かってしまっているものなど、他にもいくつものピラミッドを見ることができた。
ピラミッドの近くには観光客向けのラクダ引きがたくさん待機している。
乗っても人ごみの中を数歩歩くだけなのだが、まあ一応記念ということで乗ってみた。
ラクダは意外に背が高く、なかなかスリルがあった。
今回のピラミッド観光で思ったこと、それは何かを見て感動するのには、そこにたどり着くまでに苦労した道のりが大事なのかな、ということ。
観光バスで乗り付けてしまうと、あまりにあっけなさすぎて、私には少々感動の成分が不足してしまったようだ……。
個人的には、炎天下で大変だったけれど、ルクソール遺跡の方がエジプトのロマンを感じられて良かったなぁと思う。
<これは2012年8月~11月に世界一周をした際の旅行記になります>