船の中には居酒屋やバーがあって、お酒を楽しむこともできる。
ビールや酎ハイの自動販売機もあるので、海を見ながら缶ビール……なんていうシチュエーションも日常茶飯事だ。

「波へい」という名前の居酒屋はまさに日本の居酒屋。
枝豆から冷奴、たこ焼きまでおなじみのメニューが揃う。
昨日はインドにいたのに、今日は海の上で日本酒とさつま揚げをつまんでいるなんてなんだか不思議な感覚だ。


一方バーはヨーロピアンな雰囲気。
毎晩チェコ人?のピアニストが生演奏を聴かせてくれるという贅沢な環境。

最近お気に入りなのは、寄港地で買ってきた果物やお菓子を持ち寄って、デッキで飲み会を開くこと。
普段の旅だと果物は植物検疫に引っかかって日本に持ち込めないことが多いが、船の中への持ち込みは自由だ。

これまで立ち寄ってきたベトナム、シンガポール、インドでは日本にはない南国フルーツが手に入るので、見た目も鮮やか。
自販機で買ったお酒を持ち寄って、仲良くなったメンバーと波の音を聞きながらワイワイ飲むのは船旅ならではの醍醐味だ。
たまたま通りがかった人が合流して、そこでまた友達が増えていくこともある。
でも、今日仲良くなった隣の部屋の男性陣にも果物をおすそ分けしようかと思って「何か欲しい果物あるー?」と部屋を訪ねたら、「それって安全なの……?」と嫌そうな目で見られてしまって少しショックだった。
もちろん色々な考え方があると思うけど、個人的にはせっかく今回のクルーズで色々な国に行けるのだから、現地の生活に触れた方が、何倍も旅を楽しめると思うんだけどなあ……。
<これは2012年8月~11月に世界一周をした際の旅行記になります>