モロッコ・カサブランカ寄港

世界一周日誌

モロッコの玄関口、カサブランカへ到着。


港の施設の奥にカサブランカのシンボル・ハッサン2世モスクが見える。

私は皆とは別行動で、親類のモロッコ人宅へお邪魔。

いわゆる観光スポットに行く代わりに、モロッコの日常生活を満喫してきた。


サボテンの実がなっている様子


リヤカーでサボテンの実が売られている

この辺りの地域でサボテンの実はメジャーな果物。皮を剥く時にトゲが刺さりやすくてちょっとやっかいだけど、上品な甘さで食べやすい。

カサブランカから乗合タクシーに揺られて小一時間。親類の住む町に到着した。

さすがにこの辺りには観光客などほとんどいないので、道行く人からかなり注目を浴びる。アジア人は珍しいようだ。


家に着くと、お母さんがミントティーとお茶菓子を用意して出迎えてくれる。

モロッコでは、人の集まるところにはどこでもミントティーが登場する。

前回モロッコに来た時は、市場で品物を眺めている時に、店のおじちゃんに「まぁとりあえずミントティーでも飲め」とお茶をごちそうになったりしたなぁ。

ミントティーは、高い位置から注いで、グラスに泡を立てるのが良い注ぎ方なんだとか。


お茶のお供はデーツとモロッコクッキー。

デーツはアラブの国々で一番良く食べられているフルーツ。しいて言うなら、プルーンとかに近い感じかなぁ。

そんなにたくさんは食べられないけど、栄養満点らしい。

この家のお母さんは料理上手で、パンもお菓子も何でも手作り。

街で買うモロッコの焼き菓子はとっっっても甘いのだけど、(さらにミントティーにも大量に砂糖を入れる、、、)お母さんの作るクッキーやビスコッティは甘さ控えめで本当に美味!

「最近私も砂糖少な目にハマっているの!これってジャパニーズスタイルでしょ!」とご機嫌なお母さん。

モロッコに寄港したのは金曜日。金曜日はイスラム教の安息日なので、モスクにお祈りに行ったりする以外は家族と過ごすことが多い。

家のテレビでは、ずっとイスラム教の聖地・メッカの様子が流れている。メッカに巡礼に行くことが、イスラム教徒の一生の夢のひとつ。

巡礼に行った人は、「ハジ(男性)」「ハジャ(女性)」と呼ばれて街で尊敬される。この家のお母さんも巡礼済なので、「ママハジャ」と呼ばれていた。


さて、安息日金曜日の定番ご飯はクスクス!

日本では、おしゃれなカフェご飯として時々見かけるけれど、本場モロッコのクスクスは豪快!

50㎝位ある巨大なお皿にクスクスを敷き、その上に肉や野菜をのせ、スープをかけます。

取り皿などは使わず、写真のように、皆四方八方から自分の陣地を食べていくのです。

こうやって皆で一つの皿の料理をつついていると、会話も弾んで良い感じ。クスクスは家族団らんのシンボルなんだなー。


モロッコ料理もう一つの定番は、タジン。日本でもヘルシー鍋としてちょっとブームになっていたような。

モロッコのタジンは多種多様。ラム肉と野菜のタジン、魚のつみれとトマトのタジン、などなど。

というより、ほとんどの料理をこのタジン鍋で作るので、まぁ何でもタジンになる、というわけなんですが。


お母さん特製・今日のタジンは鶏肉×プルーンの組みあわせ。

プルーンの甘さが鶏肉に染み込んで良い感じ。


タジンは基本的に手で食べる。ホブスという丸いパンをちぎって、それでタジンの具や汁を挟んで口へ。

最初は悪戦苦闘しつつも、食べているうちにだんだん上手くなってきた。

昼食の後は、またミントティーを飲みつつ、船の時間まで家でまったり。

私と同世代の息子君がワンピースやNARUTOなど日本のアニメについて熱く語るのを聞いたり(モロッコでも日本のアニメは熱狂的な人気!)、日本からお土産に持って来たレトルト食品や缶詰の説明をして盛り上がったり。


お母さんがヘナタトゥーをしてあげるよ、というので、何事も物は試し、の私はお願いすることにした。

ヘナという植物の葉からできる顔料で、体にペイントをする。普通のタトゥーとは違って、1-2週間で自然に消えるのだ。

インドやアラブ世界ではオシャレのひとつとしてもよく使われている。


腕に模様を書いてもらって、ヘナの液が乾いたら液自体ははがしてしまう。でも腕にはきちんと模様が。

しばらくすると薄いオレンジ色が濃い茶色になって、1週間位はそのまま残っていた。おもしろいなぁ。

さて、そんなこんなで、私のまったりモロッコ寄港は終了。

何もしなくても、モロッコは良いところです。モロッコのファミリーに感謝!

モロッコには美味しい食事やら、可愛い雑貨やら、魅力的なものがたくさんあるので、またゆっくり来たいなぁ。

<これは2012年8月~11月に世界一周をした際の旅行記になります>

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