ピースボート生活4日目にして気づいたことがある。それは「船内生活って結構忙しい!」ということ。
今回の船旅は、どこかの国に立ち寄っている時間よりも、船の中で過ごす時間の方が圧倒的に長い。
数えてみたら寄港地で過ごすのが21日、船上で過ごすのが45日だった。
実に3分の2以上が船内生活なのだ。
これは船内で退屈するだろう……と思って、読みかけの本を色々と持って来たのだけれど、結局読まず仕舞いで終わるかも、という予感がする。
なぜなら、船の中では毎日1時間刻みで企画やイベントが山盛りなのだ。
毎日夜7時になると、「船内新聞」と呼ばれるA4両面印刷1枚のプリントが発行され、皆我先にとそれを取りに行く。
そこに次の日のスケジュールやおススメのイベントなどが書いてあるので、それを見て次の日の行動を決める。
同じ時刻にいくつかの場所で色々な企画やイベントが同時並行しているので、どれに参加するかは個人の自由。
基本的にどれも無料なので、いくつ参加しても良いし、もちろん何にも参加せずに部屋で寝ていても良い。
船内新聞の裏面。
このタイムテーブルにチェックをつけて、翌日の行動計画を練るのが夕食後の定番。
企画には運営のピースボート側が用意するものと、乗船者が自ら企画するものの2種類がある。
ピースボード側が用意するのは大きく分けて「水先案内人講座」と呼ばれる講演会と、「洋上カルチャースクール」と呼ばれる参加型のスクール。
「水先案内人講座」
船には「水先案内人」と呼ばれる各界の著名人の方が乗って来ていて、乗船期間中に何度か講演会を開いてくれる。
今回の水先案内人には、登山家の田部井淳子さん、女優の松田美由紀さんの他、ジャーナリスト、歴史家、映画監督、社会学者などなど、様々な方がいる。
レゲエの神様、ボブ・マーリーのお孫さんも乗っていた。
「洋上カルチャースクール」
その名の通り、地域の公民館もびっくりの本格的なカルチャースクールが船上で開催される。
レッスンは社交ダンス、ストリートダンス、ピラティスなどの運動系から、水彩画教室などの文化系まで様々。
ちゃんとプロの先生が乗船していて、レッスンをしてくれる。無料だし、自由参加制なので、未知のジャンルのものをかじってみるには又とない機会だと思う。
私も社交ダンスやらストリートダンスやらのレッスンに参加してみた。
その他に、乗船者が自ら企画する「自主企画」と呼ばれるものがある。
その内容は「皆でバスケしよう」的なサークルノリのものから、「北海道出身者集まれ!」といった友達作りのものまで、これまた数限りなくある。
というわけで、思った以上に船内生活は多忙なのです。
<これは2012年8月~11月に世界一周をした際の旅行記になります>