エジプトから息つく暇も無く、トルコに到着。

ここからは毎日のように地中海沿岸の国への寄港が続く。

トルコでの寄港地は、クシャダス。ヨーロッパの人々に人気のリゾート地だそうだ。

船が入港・出港する時は、パイロット船がついて先導してくれるのだが、ここのパイロット船は赤くて可愛らしかった。

トルコはヨーロッパとアジアにまたがる国。
街並みはヨーロピアンだけれど、モスクがあったり、売っている小物はアジアンな雰囲気だったりして、その混ざり方が面白い。

街中を歩いていると、このガラスでできた青い目玉のモチーフをよく見かける。
これは「ナザーレボンジュウ」という魔除けのひとつなのだそう。

店先にも、道のタイルのすき間にも、本当にいたるところに青い目玉がある。
これはイスラム教以前の民間信仰だそうだが、最近ではイスラム教の魔除けのシンボル、ファティマの手と組み合わせたデザインのナザーレボンジュウも多いそう。
このあたりの自由さが、ソフト・イスラムと呼ばれるトルコの特徴だな、と。

おもしろかったのは、ケバブを作っている風景を見かけたこと。

薄切りの肉を棒に刺してひたすら積み重ねていく。
気の遠くなるような作業だったが、店のおじさんは陽気で楽しそう。
「写真撮っても良い?」と聞くと、「OKOK!モデル料は高いけどね!」とノリノリで答えてくれた。
よく見ると、このお店の壁にもナザーレボンジュウがある。
日本でトルコ料理といえば、上の写真のようなケバブの印象が強いが、実はこれはドネル・ケバブというケバブの一種。
ケバブとは「肉料理」という意味なので、本場トルコでは色々な種類がある。

こちらはシシ・ケバブのセット。
ワンプレートでライス、ポテト、サラダ、スィガラ・ボレイという中にチーズの入った春巻きのような料理が一緒についてきた。

こちらはトルコの定番前菜、ヤプラック・ドルマス。
色々な具をブドウの葉でくるんだもの。初めて食べる味だったが、さっぱりとしていて食べやすかった。

トルコはヨーグルト発祥の地でもあるらしい。スーパーには1KGや2KGのバケツのようなヨーグルトが並んでいて壮観。
試しに買って食べてみたが、食べやすい味で美味しかった。

それにしても、地中海に入った途端、海も空もびっくりする位青くなった。

日差しも強くなって、地中海の太陽!という雰囲気。
これまでの寄港地には無かったリゾート感に、なんだかワクワクしてきたトルコ寄港だった。
<これは2012年8月~11月に世界一周をした際の旅行記になります>