強すぎ?弱すぎ?極端すぎる上海女子と上海男子の力関係

上海観生活

亭主関白やかかあ天下、最近では草食男子に肉食女子など、男女の力関係は多種多様です。

九州男児は硬派だとか、大阪のおかあちゃんは強いとか、地域別にも色々なイメージがあるかと思います。

この男女の力関係、中国では日本よりさらに地域差が激しくなっています。

 

例えば、中国東北地方の男性はいわゆる亭主関白だと言わています。一方、南部の広州などの都市では、男女が対等な関係でお互い共働き、子供はベビーシッターを雇って面倒を見てもらうことが一般的になっています。

 

そしておもしろいのが上海。ここでは女性の力が圧倒的に強くなっています。

「上海女子は強すぎる」「上海男子は優しくて料理もできて良いダンナになる」というのは、中国でよく話題になるネタだったりします。

生粋の上海女子は、結婚してもお姫様のままで、仕事も家事も何もしないのだとか。昼間は寝転がってテレビを見て過ごし、夜は仕事帰りの旦那さんが作ってくれる夕食を食べるのだそうです。

 

もちろんこれは極端な例で、都市伝説に近いものかもしれませんが、「上海女子は強すぎる」というのは中国人共通のステレオタイプです。

 

ビジネスシーンでも、場を温めるための雑談に、「うちの嫁さん上海人でして。」「いやあそれは大変なことですなあ。」というやり取りが定番になっていたりします。

 

一方上海男子はというと、仕事中から今晩の献立を考え、仕事が終わると買い出しに行き、夕食を作るのが日課になっているのだとか。上海男子にしてみれば、小さい頃から自分の母親が家でお姫様然としているのを見て育っているので、奥さんの為に働いて、奥さんの為に家事をするというのはごく当たり前の事なのだそうです。

 

優しくて家事も完璧にこなしてくれる上海男子。なんて素晴らしい結婚相手なのだろう、と私も思っていた時期がありました。

 

ただ、ある時上海男子の人生観を垣間見る機会がありました。飲みの席で上海男子と恋愛話になると、彼はフラれた元カノが忘れられないと嘆きだしました。

 

どんな彼女だったのか聞いてみると、「あなたは来月までにこれをやりなさい。来年までにこの資格を取りなさい。」と、彼の行動を全て指示していたらしいのです。

 

彼曰く、「僕は自分では決められないから、彼女が僕の人生を導いて行ってくれていた。彼女のような人がいないとダメなんだ!」とのこと。

 

それをあまりに清々しく言い切る彼を見て、ある意味尊敬の念を覚えました。

ちなみにこの上海男子の彼、私と同じ年の同僚だったのですが、180センチを軽く超えるモデルのようなスタイルで、綺麗な顔立ち。
中国で人気のお見合いバラエティー番組に出演した時には、24人の女性全員がOKを出すという快挙を成し遂げた彼で、社内の女の子たちは皆憧れモードでした。
彼は彼で、自分がイケててモテるということをよーく理解しているという振る舞い方でした。

ですが、「僕の人生は彼女が導いてくれないとダメなんだ!」と言い切る恋愛観の持ち主でもあります。

いわゆる日本の「草食男子」諸君も、そこまで言い切る方はなかなかいませんよね。

日本でも草食男子が~と言われたりしますが、上海男子はもっと突き抜けています。
その頼りなさ加減を、もはやドヤ顔で主張しているところが素晴らしいのです。

最初に話を聞いていた時は「上海男子をダンナさんにしたら良さそう~」と思っていたのですが、上海男子の実態は予想を更に突き抜けたものでした。。。

上海女子が強すぎるから上海男子が弱くなったのか、上海男子が弱すぎるから上海女子が強くなったのか。これはニワトリと卵、どっちが先か、という議論のように、なかなか複雑な問題のようです。

タイトルとURLをコピーしました